《各団体紹介》
●丘ペンギン競技会
今回のネオンホール短編劇場に参加するために、結成した演劇ユニットです。手探りながら、一見無価値に思える事をいちいち掘り下げるような事からはじめて みたいと思います。今回は3人の男女の会話劇に挑戦します。今後の活動は未定ですが、前向きに、面白いと思える作品作りを目指してマイペースに続けて行け たらと思っています。
「気にしない」
作 小川哲郎
演出 小川哲郎
出演 清水泰紀、渋谷 緑、丸山裕貴
音響 小川哲郎
照明 小川哲郎
●クランシーズ
アメリカに演劇留学した作者が、大学の演劇クラスで出会ったクリスと、数年前に日本で初めて取り組んだ二人芝居。今回、手を加えての再演をネオンホール短編劇場に引っさげて登場。
アメリカ人青年と日本人老婆が、失われたモノと失われつつあるモノに触れる、ある夏のヒトトキの出来事を再現。作者の友人の実話を元に書かれた作品である。アメリカ仕込みの老婆役3Dメイクも必見。
「想像してごらん」
作 クランシー京子
演出 クリス
出演 クランシー京子、クリス
音響 覇月讃良
照明 覇月讃良
●劇団六七八流
人間の中にある、ロックンロールを、黒ノ七子と尺八などで奏でる劇団。強いビートと単純なメロディのくり返しを特色とするロックンロール。日々のくり返しの中、心臓を強く打ちながら、生きたい。
この度は、盗みをした貧しいゲタ屋の一人娘が、「言えば言うほど、人は私を信じてくれません」と、話し始めましたよ。
「燈籠」
作 太宰治
演出 黒ノ七子
出演 黒ノ七子、發爵先生、(未定他一名)
音響 尺八
照明 哲郎
●悪の組織 カオス
演劇集団ココロワから飛び出した、短編中心の団体。馬鹿なことを真面目にやることをモットーに今回も楽しくいきたいかと!美少女戦士って、いいと思いません?
「子供に勇気を~大人にも事情があるんだパート2~」
作 いざきた鈴
演出 いざきた鈴
出演 向日葵、小助、Chii、灯、爪糸、青井胡蝶、池っち、王子
音響 いざきた鈴
照明 宮澤
14時の回 (1.丘ペンギン競技会 2.クランシーズ 3. 劇団六七八流 4.悪の組織 カオス)
いろんな種類の芝居を一辺に観れる機会はあんまりないので
とても楽しかったです。おつかれさまでした。
悪の組織のナレーターさんが最後のダンスをすごくたのしそうに踊ってて良かったです。
( )
丘ペンギン
脚本・演出のポップなセンスを感じました。会話が洗練されているのに
それだけか際立つことなく、普通っぽく素朴に聞こえたのが良かったです。
時折クスリと笑えるユーモアのセンスも抜群。ラップも笑えました。
クランシーズ
冒頭、おばあさんの手の甲にまで細かくメイクしてあるのに驚きました。
クランシーさんにとっては当たり前のことかもしれないのですが、
それを見ただけで演劇に対する志の高さを感じました。その期待通りのお芝居でした。
クランシーさんが本当のおばあさんに見えました。クリスさんが登場してからは
ストーリーに引き込まれ、最後のイマジンのシーンは心に染みました。
六七八流
ロックンロールでした。立て板に水をかけたようなロウロウとした長ゼリフに
芝居というよりも音楽的なリズムを感じました。気持ちが良かったです。
中盤の「私を牢に入れるな」云々というセリフのくだりの抑揚がすごかったです。
何かがヒョウイしたように見えました。圧巻です。
カオス
他の三団体とは全く違ったテイストで楽しめました。短編劇場の振り幅をいい意味で
示した作品だったと思います。
(中川よしの)
悪の組織カオスさんのさそいで見に来ました。
はじめの2組さん見れなかったのですが…残念。
すごい良かったです。たのしかったです。( )
どの団体も、味のあるすてきな芝居でした。
「想像してごらん」は、切なくて、泣いてしまいました。深かったです。
「気にしない」は、シンプルで、でも何か探りたくなる様な、面白みを感じました。
「燈籠」はさすが太宰らしくトリハダがたちました。引き込まれました。演出芝居、恐ろしくすてきでした。
「子供に勇気を」一生懸命さがとても面白いです。大人がみておもしろい20分でした。ダークでシュール。勇気って。(笑)( )
「気にしない」
本が良い!この何気なさが、短編劇場の時間と広さにBestマッチでした!
女性の役者さん、無表情に無感動さがすごく上手!
思いっきり笑う役をやってほしい!とても素敵でした。
照明もすごく良かった。うまくまとまってる素敵な空間ができてました。
次回作にも大期待です。ぜひみたい!
「想像してごらん」
すごいレベルの高さにびっくり。おばあちゃん役の方、おいくつですか?
びっくりです。上手すぎる。メイクしなくてもいいんじゃないですか?上手いです。
山が見えました。映画の1シーンを見ているようなかんじ。
青年とのかけあいというのがまたとても良かった。
なつかしい夏のおもいで、郷愁を感じさせてくれる芝居でした。
とても素敵なひとまくでした。
「燈籠」
演出といい、芝居といい、素晴らしかったです。長野でこんなすごい役者さんに
お目にかかれるとは!!素晴らしいです。この狂喜のさたを演じきられるとはすごいです。
尊敬です。はじめからラストまで、一瞬も黒ノ七子さんから目がそらせませんでした。
ゲタにろうそくを点けはじめたあたりの狂喜っぷりといい、狂いっぷりといい、
水野青年の声といい、びみょうに感情によって変化していく声音は、とにかくすごかった。
声音と表情で全く違うふんいきを出されている。感激しました。勉強になりました。
尺八とのコラボもすごく良かった。
悪の組織カオスさん
すっごく良かった!!最高のエンターテイメントでした。
すごくすごく楽しませて頂きました!すばらしい劇団さんですね。
次回作も長へん作品もめちゃくちゃ楽しみにしています。
久々に素敵なエンタメを観ました。
(トモロウ)
18時の回 (1.悪の組織 カオス 2.劇団六七八流 3.クランシーズ 4.丘ペンギン競技会)
クランシーさんの方言がgoodです。
てつろうくんワールド→清水くんワールドでした。
黒ノ七子さん かたり部ですね!
面白かったです。( )
お疲れ様でした!
熱演でしたネ…!(鈴木芳朋)
とてもすばらしく 感動しました。( )
げんそう的な夏にふさわしいテーマが多く楽しめました。
また次回もぜひ。( )
若い女の子のコスプレ楽しい顔もいい!(カオス)
黒ノ七子さんの芝居初めて観ました。
かわいらしい顔で演ずる狂った演技 男性のこわいろ
すべてにすぐれた演技センス、演出センス、おそれいりました!!(劇団六七八流)
クランシーさんの長野の方言語りが楽しい
ユニーク、日常以上の日常的演技 これだけでも作品化できるでしょう
メッセージ性があるのはOKだけれど私的な演劇にはあまり入れたくない…
たわいのない話で十分世界が伝わる…。おつかれさまでした。(クランシー)
とてもかわいたひょうげんだけれど今を感じる(丘ペンギン)
アンビエントな雰囲気で心地のよい時間を過ごすことができました。
楽しく見ることができました。( )
上手に言葉にできないけれど、まだ人間にはこんなに力があるじゃないかと、
思わされました。
私も夢を追いかけて
そろそろ本気で生きてみたくなりました。(青柳真優美)
しぐさで集中できなくなることがあると思いました
言葉と動きがリンクしていると、崩れたときに余計に
目立ってしまうと思いました
ストーリーと小道具の使い方が直接結びついていなくても
流れる様な動きには目をうばわれて
結果、見入っていました。
たぶん私が今、言葉より動きに感心があるので気になったんだと思います。(司白身)
演劇は言葉と表情と動きとテーマと音とあと色々が
いいバランスでからんでいると本当におもしろいなあと思いました。
おつかれさまでした!!(尾崎真)
劇団六七八流に鳥肌が立った。
独特の雰囲気で世界に引きこまれた。
クランシーズは全体的にツボでした。
おじいちゃん、おばあちゃんがよく言う方言がよかった。
ギャグも(ひとひねりしてあって)英語でおもしろかった。
京子さんの表情、表現がものすごく良かったです。
丘ペンギン競技会は、何だかとても新しかった!しょうげき!というかんじです。
やすさんのラップの演出面白かったです!
アイフォンを見ていた方は演出だったのでしょうか?少し気になりました。
哲郎さんの頭の中すごい!(松本阿子)
久しぶりの戦隊物ありがとうございます。
年1回はぜひお願いします。
毎回いろんな劇が見れるので大好きです。
これからも楽しみにしてます。( )
いろいろぐるぐる感情が頭の中をまわって
いまこの場では言葉になりません。
みなさまおつかれさまでした。(ひろゆき)
元気をいただきました。
セリフ、一つとっても感動しました。
精一杯やって下さって有りがとうございました。( )
大変良かったです。( )
今回もたくさんのお客さんにきていただいて
短編劇場、8回目ができました。
たった20分間
同じ空間
同じ条件の照明
で
こんなにも
人の心を動かしたり
何かをつたえたり
いろいろな可能性がある
ということを改めて感じました。
参加団体のみなさん、お客さんでつくった
濃密な20分×4組の80分、
ありがとうございました。
8回目にしてようやく気がついたことも沢山ありました。
次回もいい短編劇場にできるようにがんばります!
2012.8.8 ネオンホール・ナツミ
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